いちご農家はじめます

お疲れ様です。Navy's Farm代表のKeijiです。

ブログ投稿初投稿です。今後ともよろしくお願いします。

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ブログのタイトルの通り脱さらいちご農家になります。厳密に言うと、脱サラして起業に向けて愛知県西尾市でJA主催のいちごスクールの研修生として勉強中です。これからいちご農家デビューまでの足跡と起業後の活動を記録するためにブログをはじめました。

農業に興味があるけど実際に転職まではできないと考えている方や、同世代で仕事を頑張っている方にレールから外れた生き方をお伝えできれば幸いです。そして無事いちご農家として軌道に乗った将来の自分が初心を忘れそうになったときに、恥ずかしい気持ちでこの記事を読んで欲しいと願っております。

まずは初めての投稿なので転職前のスペックをお伝えします。年齢は42歳で妻と2人の子供に恵まれ、人並みに幸せなサラリーマンとして人生を謳歌していました。転機となったのは、コロナ禍になり自宅で過ごす時間が増えたことでいろいろと考える時間が増え、前職が転勤が多い会社だったため、子供が大きくなる前に定住したいと考えるようになり、ぼんやりと転勤のない仕事をネットで探していました。そんな中で愛知県西尾市のJA主催のいちごスクールの募集を見つけ応募しました。

最初は興味本位で見て周囲にも面白そうな募集があると話していましたが、2021年12月の寒い日にCOSTCOに向かう車内で、妻からいちご農家の転職はどのくらい本気なの?と聞かれ、その場の勢いで90%と答えていました。とはいえ当時は福岡県に住んでいたので、実際に転職を決断するまでにはまだしばらく時間を要しました。

2022年3月に転職を決断するきっかけの一つとして印象深い出来事がありました。普段出張が滅多にない仕事をしていたのですが、緊急事態宣言の合間に数年ぶりに出張の予定が入り、東京に向かう飛行機のなかでKindleでたまたま目についた本が、ひすいこうたろうさんの「明日死ぬかもよ?」でした。本の中でご老人の方に人生の後悔を聞いたときに90%の人の回答が「もっと冒険しておけばよかった」だったそうです。安定した今の生活を続けるか、リスクを負って新しいことにチャレンジするかで揺れていた自分の背中を押すには十分すぎる言葉でした。

自分で言うのも変ですが、割と敷かれたレールの上を歩いてきた人生だったので、まさか自分がこんなに大きな決断をするとは思いませんでした。しかし、動き始めれ早いもので、トントン拍子に転職へのステップが進んでいきました。

まずは2022年4月に主催者に今年の募集があるか確認を取り、同年5月にZOOMでの事前説明会を受け履歴書送付(履歴書投函する瞬間が一番緊張しました)。8月の夏季休暇を利用していちごスクールの面接を受け、10月に面接合格の通知を受けました。会社にはまだ退職の意思は伝えていなかったので、ここからは有給休暇と祝日を駆使して住居探しといちごスクールの説明会・事前研修など、福岡と愛知を弾丸ツアーで何往復したことか。思い出してもあの時はしんどかった。全てが決まった段階で会社に3月末での退職の意思を伝え、いよいよ後戻りできない状況になりました。

退職が決まってから引っ越しまでの思い出話は次の機会に。

以上、よろしくお願い致します。